アフターケア aftercare

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・ 加工品に於ける法定車検に関して

■現在の道路車両運送法の保安基準にはヘッドライト、テールライトを含む加工作業に関する規定が示されておりません。

■現場検査官の主観によって判断される為、車検に満たない場合があります。

■加工完成後万が一車検に通らない場合当社では責任を負うことができませんので予め完成検査をお受け頂く検査場、 ディーラー様、自動車整備工場にご確認ください。

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・ 加工品の使用、並びに取り付け作業について

■ご依頼いただく際に加工中、加工後のメンテナンス、不具合修理その他ライトの脱着が必要になった際に、お車に乗れないなどお困りにならないために予備のライトをお持ちされることをお勧めします。

■加工、リメイク、不具合修理などによるライトの脱着で必要な費用やお車に乗れないために必要になる費用などの保証はいかなる場合も一切いたしません。

■純正部品、社外品にかかわらず加工前に漏水、割れ、目立つ傷など事前に把握しておかれてください。当店へ部品到着時、加工前に傷の確認はいたしますが使用するにあたって問題のある割れや傷がある場合以外はこちらから報告はいたしません。

■純正部品でも経年劣化による割れや傷からの水の浸入は十分に可能性はあります。特に中古部品の加工の際はご注意ください。

■加工に際して加工前に疑問、質問など納得いかれるまで理解していただいたうえでの加工になりますので気になる点などありましたら必ず事前にお問い合わせください。

■ヘッドライト、テール等のワンオフ加工はメリット、デメリットがありますのでご理解いただける方のみ加工させていただきます。

■当店で加工した商品、テールランプ類、ヘッドランプ類、レフレクターレンズ類、パネル類、プレート類、その他部品の使用はくれぐれも自己責任にてご使用いただけるようお願い申し上げます。

■当店にて加工作業を行った製品については装着前に必ず、仮点灯、仮動作を確認してください。
この作業を怠り、取り付け後、点灯、動作不良、車両側の不良が起きた場合、一切責任を負うことはできません。

■加工品の取り付け作業は必ず専門業者にて行うようにしてください。

■当店加工商品を装着前に必ず表面等を確認し問題がある場合は速やかに当店へご連絡ください。
装着された場合は了承したと見なします。

■加工するにあたり、細心の注意を払い製作いたしますが当店はハンドメイドでの加工になりますので細かな傷、加工跡、取り除くのが困難な塵など気になる方、神経質な方はご依頼されないほうが良いです。

■あくまでもライトのワンオフ製作は元々完成された物を崩し穴を開ける、切る、削るなどの作業になりますので完全、完璧を求められる方のご依頼はお受けできません。

■加工後の出来栄えに関してのクレーム、返金等一切お断りしております。

■加工時にレンズの破損、使用不可能なダメージを与えたときは当店で弁償させていただきます。

■加工後は元に戻すことは不可能ですのでご依頼前によくお考えのうえご依頼ください。

■完成後の仕様、デザイン変更は別途実費を頂きます。

■保証期間内の不具合で修理される場合でも、ランプを車両から脱着する際に発生する費用、代車費用、お車を使用できないことで発生する損失等については当店では責任を負いかねます。加工は自己責任になります。

■万が一商品、動作不良等が起きた場合、作業(加工)工賃等の返還要求に応じることはできません。すべて修理、代品対応になります。

■当店で加工、作業後、他社様によって取り外し、又は他の作業後、起きた動作不良につきましては有償修理、または保証対象外とさせていただきます。

■加工品に不具合、または動作不良が起きた場合でも当店より出張作業ならびにお車のお引き取りは出来ません。予めご了承ください。

■LEDは球切れしない、永久寿命と間違った情報がありますがLEDは電球ではなく、工業精密部品です。
LEDを使用するにあたり、最適な環境での寿命が数万時間と言われますが車やバイクでの使用はバッテリーの電圧変化や外気環境をもろに受けますので最適な環境ではありません。いくら質の良いLEDでも切れる時は必ずきます。ましてや数十個、数百個という数を使用しますのでそれぞれの個体差がありますので使用後に早期寿命を迎えてしまうLEDも稀ですが存在します。

■LEDは熱が大敵になります。特にヘッドライトへのLED加工やイカリングは外気熱、ヘッドライト点灯時の発熱などの過酷な環境での使用になりますので通常よりも球切れしやすい傾向にあります。

■ヘッドライト点灯時にはLED等を消灯させておくのがベストではありますがお客様の判断で加工部分の配線へスイッチを設置するなどで延命効果があります。

■当店での加工は事前に報告がない場合は12V +コントロールでの回路設計です。6V、24V車、−コントロールの場合は必ず事前にご報告ください。
報告がない場合でのいかなる破損、損傷も保証いたしません。

■ご依頼決定後に部品を見て加工不可能と判断した場合はそのまま返送いたしますが、この際の送料もお客様でお支払いください。

■加工中に進行状況を写真でお知らせする場合にまれに変更を希望される方がおられますがその際は新たに別途料金がかかる場合があります。

■プロジェクター移植を希望される場合、車両への取り付け時にHIDの設置や移植部裏側の防水処理をお客様でしていただく必要があります。
これを怠ると水、湿気の浸入につながり内部結露の原因になります。

■車種、移植プロジェクターの種類により、純正バラストが組み付けできない場合があります。
その場合、社外品を流用する等のご判断を購入者のほうでお願いいたします。
予め相談いただければ可能な範囲で対応させていただきます。

■汎用バルカンを移植した場合、バルブの熱によって溶ける場合がございます。移植依頼される場合ご理解いただいたうえでお願いいたします。

■プロジェクター移植後ほとんどの場合、プロジェクター裏側が元々の位置より後方にでてきますので、車両によっては車体側の加工が必要になります。 この際のサポートは一切できませんので、ご自信で対処できる方、もしくわ板金屋さん等に依頼するなどが必要になりますが、この場合に必要となる料金もお客様でご負担いただくことになります。

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・ 保証について

■保証期間中の不具合につきましては最優先で対応させて頂きますが、期間外の場合はある程度こちらの事情に合わせて頂く事になります。

■加工ベースが社外品ユニット、他社製作品の再加工の場合は一切保証が出来ません。
加工後すぐに不具合が生じても責任の所在が不明な為、どの様な場合でも有料での修理対応となります。予めご了承下さい。

■テールランプ加工
球切れ・・・・・・・6カ月
水漏れ・・・・・・・6カ月

■ヘッドライト加工
球切れ・・・・・・・1カ月
水漏れ・・・・・・・6カ月

■流れるウィンカーリレー
故障・・・・・・・・6ヶ月
破損・・・・・・・・到着時確認のみ

※送料に関しては1週間以内の不良のみ往復当方負担とさせて頂きます。
※転売された物につきましては保証は継承されません。
※保証期間の起算日は発送伝票に記載された発送日です。商品到着後はなるべく早く装着して動作確認を行って下さい。装着が遅れた場合でも保証期間の延長は致しません。

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・ ヘッドライト内部にインストールしたLEDの寿命を縮めてしまう可能性のある使用状況

■炎天下、長時間のアイドリングでLED点灯
(イベントやオフ会、夏のナイトオフ)


■車高が極端に低い車でアイドリングでLED点灯
(エンジンルームの排熱の逃げ場がありませんのでヘッドライト内部が異常な高温状態になります)

■HIDケーブルからの高圧リーク
(社外品のHIDキット等では高圧ケーブルが純正の様にシールドされておりません。この為、ケーブルの状態によっては点灯時の高圧がリークする場合があります。イカリングなどのLEDに向かってリーク電流が流れると落雷と同じ様な状態になるのでLEDは一瞬で破壊されます)

■洗車拭き上げ時や養生シート(テープ)剥離時等の静電気。特に冬季は空気が乾燥していますので簡単にレンズ面に静電気が発生します。

■その他、極端に周辺温度が高い中での点灯

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・ ヘッドライトのリングの取り扱いについて

■バルブの近くにてご使用の際は、点灯は5分以内に抑えてください。そのまま点灯し続けるとリングが熱によって変形する恐れがあります。 その際は保証対象外になりますのでご注意ください。

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・ LED並びにCCFL管について

LEDは切れないと言う間違った常識が蔓延しておりますのでLED切れについて説明させて頂きます。以下は加工を考えておられる方、すでに加工された方へ加工品に対する取り扱い上重要な事なのでご注意頂きたいと思います。
一般的に加工に使うLEDの寿命は数万時間と言われておりますが、これはLEDにとって理想的な環境下で使用した場合の話で車のライトに組み込む場合は様々な過酷な環境がありますので実際には短くなる場合が殆どです。最近では道路を走っている自動車メーカー純正LEDテール装着車両もLEDが切れているのを良く見かける様になりました。
早期にLEDが切れる原因は色々ありますが特に多い事例を説明させて頂きます。

<環境温度>
一般的なLEDはLEDメーカーが動作保証する温度は85℃程度までとなっておりますが、ヘッドライトやテールライトは状況次第で内部温度が100℃を超える事があります。 特にヘッドライトはエンジンルームの熱をまともに受ける上に、HIDやハロゲン点灯時は内部が非常に高温になります。
走行中は冷却されますが長時間のアイドリングはLEDにとっては非常に過酷な環境下になりますのでLEDの寿命に悪影響が出ます。
テールランプでも長時間直射日光が当たる環境では内部はかなりの高温状態になります。

<高圧リーク電流>
HID関連機器の廉価な商品の中には1部点灯時の高圧がリークする物があります。
これらの電流がLEDや配線に流れるとLEDは一瞬で破壊されてしまいます。
HIDを点灯する時にパチパチと音が鳴ったり、暗い所では火花が確認出来ますのでその様な商品をご使用される場合はご注意下さい。
社外品バラスト機器を使われる場合はリークが確認出来ない場合でも高圧ケーブルは出来るだけLEDやLEDへの配線から遠くに配置したり、メッシュのチューブでシールドされる事をお勧めします。

<静電気>
LEDは静電気でも破壊されます。
ライト類のレンズ(カバー)は樹脂やガラス製ですが、特に冬季の空気が乾燥している時に表面を乾いた布等で強く擦ると静電気に帯電してしまいます。
レンズ面に近い所に配置されたLEDはこの静電気によって破壊される場合があります。
白色や青色系のLEDはチップの構造上非常にデリケートなので注意が必要です。
ライトを車体に脱着する際にレンズ面を保護シートやテープで養生される場合も剥がす時に静電気が発生しますので表面の養生は避けて下さい。
当店では製作作業時は様々な方法で除電対策を行っております。静電気は目に見えない物なのでなかなか実感がありませんが、 落雷と同じ様に尖った物に飛びやすいのでLEDのチップなどは標的になりやすい形状だと言えます。当店では実験で静電気によるLED破壊を確認しております。
静電気でダメージを受けたLEDでもしばらくは普通に点灯している事があります。
何度も同じ箇所のLEDが切れる車両は過去に静電気でダメージを受けたLEDが順番に破壊が表面化していくと言う可能性も考えられます。
これらは純正無加工の時には思いもしない事ですが、LED加工すると使用上注意しなければならなくなります。
高圧や静電気によって破壊されたLEDは特有の症状が出ますので修理時に説明させて頂きますが保証期間中であっても有料修理となりますのでご了承下さい。
特に静電気による物と思われる破壊は結構多いので加工後の取り扱いにつきましてはくれぐれもご注意下さい。
ライト表面にドレスアップ用のカラーフィルムの貼り付けは貼り付け作業時や剥がす時に静電気が発生します。
またレンズコーティングも施工時にレンズを研磨する工程が入る物は静電気が発生しますので避けて頂きます様お願い致します。
LED破壊が起こるケースの大半がライトの車体への脱着作業時なので作業時は特に慎重にレンズ表面やライト本体に摩擦を発生させない様にご注意の上作業を行って下さい。
ライトの脱着作業時は人体に溜まった静電気も無視出来ません。
着衣は木綿等の静電気を発生しにくい物を着用される方が安心です。またライトのカバーを霧吹き等で湿らせる事も有効な対策です。
上記の対策としまして特にヘッドライト製作によく使いデリケートな白色LEDについては高圧サージからLEDチップを保護する為の保護回路を製作時に組み込んでおりますが、状況によってはこれで万全と言う訳ではありません。ノントラブルで長くお使い頂く為には以上の事項に対するお客様の意識も不可欠になります。

<CCFL管>
製品の特性上、気温などが低い場合赤く点灯したり、暗い場合ごございますが、エンジン始動状態で15分〜で解消されます。
解消されない場合、インバーターの左右等を付け替えリング本体かインバーター不良を判断してください。
また、HI,LO装着車両は大きさが異なる場合があり、大きいリングの点灯は小さなリングに比べ発色が少なくなります。
配線を束ねすぎると、電気の供給が悪くなり、少ししか発光しない場合があります。
+/−のカプラーを使用する場合、水が入る場合がありますので、カプラー部に防水加工を施行してください。

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